麻布十番駅のそばに12月20日、パリの高級ベーカリー「ドミニク・サブロン マルシェ・エ・カフェ麻布十番」(港区麻布十番2、TEL 03-3798-1222)がオープンした。 経営はマキシム・ド・パリ(千代田区)。「ドミニク・サブロン」としては12店舗目の出店になる。
店舗面積は15.25坪、座席は14席。ガラス張りの開放的な店内にはパリのマルシェのようにパンを並べ、そのままイートインスペースで食べることができる。
ドミニク・サブロンさんのパンは多くの美食ガイドや雑誌に紹介されるなど、パリの人々の厚い支持を得ているが、今年3月には「パリ最優秀バゲットコンクール」で3位を受賞。同大会で10位以内に入賞したブーランジェリーの中で日本に進出した唯一の店となる。
パンは、「クロワッサン」(231円)、「バゲット」(357円)、「ブール・ビオ・オ・ルヴァン」(840円)などのベーシックなもののほか、カボチャのミルクコンポートとローストくるみのスイートガレット「 ブリオッシュガレット・ドゥ・ポティロン」(420円)や秋メニュー「ブリオッシュガレット・ドートンヌ」(389円)など30~40種類をそろえる。
バゲットとパン・ド・ミーで作ったドミニク・サブロン特製ラスク(840円~)も、季節のフレーバーを含め5~6種類を店頭に並べる。
イートインスペース用のドリンクメニューは、クロワッサンに合わせて独自にブレンドした豆で作る「カフェオレ」(420円)や「コーヒー」(350円)、「カプチーノ」(480円)など12~13種類を用意。
「各国大使館が並ぶ国際色豊かな『麻布十番』は、食に敏感な人々が集う街。本場パリの味を堪能していただければ」と同社広報担当の岡田佳代さん。
営業時間は10時~20時。