東京ミッドタウン・デザインハブ(港区赤坂9)で2月4日から、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員の映像作品展「Romance(ロマンス)」が開催されている。
香港で昨年12月に、開催されたデザインイベント「Business of Design Week(BODW)」に、日本はアジア初のBODWパートナー国として参加。
JAGDA新人賞や亀倉雄策賞の受賞者をはじめ、20~80代までのJAGDA会員が映像作品を制作。各映像を同期させたものを50台のモニターで流し注目を集めた。会場には世界各国から約5万人が訪れたという。
その後、香港市内のデザイン振興施設での巡回を経て、凱旋(がいせん)帰国展を開くことになった。
会場では、「ロマンス」をテーマに、同じ音源を使った30秒のモーショングラフィックス作品を、30台のモニターで上映。
全てをアニメーションで創作したものから、実写を織り交ぜた作品、ハートマークをさまざまなメッセージに変えた映像など、各クリエーターがそれぞれの世界観で表現している。
JAGDAの勝井三雄会長をはじめ、原研哉さん、松永真さん、松下計さん、浅葉克己さん、永井一正さん、山岡茂さん、玉置太一さん、関翔吾さんなど、若手からベテランまでの会員85人が参加している。
開催時間は11時~19時。入場無料。3月6日まで。