東京ミッドタウン(港区赤坂9)ガレリア2階のカフェ「ukafe(ウカフェ)」で3月15日、作家の甘糟りり子さんが主催する読書会「ヨモウカフェ」が行われる。
甘糟さんと参加者が食事やお酒を楽しみながら課題図書について語り合う同会。3回目の今回の課題図書はアカデミー賞にもノミネートされた映画作品の原作「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。毎回作品に合わせたテーマで料理も用意し、今回は「ニューヨーク」をテーマにクラムチャウダースープやハンバーガー、ニューヨークチーズケーキなどをそろえる予定。
同イベントは、同店をよく利用するという甘糟さんが長編小説「オーダーメード」の出版記念イベントを開いたことをきっかけに始まったもの。昨年11月に開いた第1回は、トークショー形式で約35人の女性が参加した。
甘糟さんは「読書の楽しみをいろいろな方と共有したいと思い始めた。物語からテーマを決め、それに合わせたメニューやBGMとともにゆる~いおしゃべりを楽しむ場。本をきっかけに新しい交流も生まれているのが主催者としてはうれしい。私も読者の方と直接お話しすることで、書き手としてもたくさん刺激をもらえるので意欲が湧く」と話す。
開催時間は19時30分~。参加費は3,000円(食事+ワンドリンク込み)。参加希望者は3月8日までにメールで申し込む(参加者は抽選のうえ決定)。申込方法などの詳細はツイッター、フェイスブックの公式アカウント「yomoukafe」で確認できる。