東京タワー(港区芝公園4)で4月5日、端午の節句にちなんで、333匹の「こいのぼり」と巨大「さんまのぼり」が飾られた。
333匹のこいのぼりを掲げるのは今年で4回目となるが、「夏は七夕、冬はクリスマス、秋はさんままつりと、シーズンごとのイベントがある中、春だけがなかった。4回目を迎え、春の風物詩として定着してきたのでは」と同社広報担当の小椋伸也さん。
さんまのぼりは、2009年から毎年9月に開催している「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」を通じて友好関係にある岩手県大船渡市と東北地方の人々に向け、復興のエールを込めて、昨年の「こいのぼり」イベントから登場。以降、「さんまのぼり」と大船渡市から贈られた「大漁旗」が、東京タワー正面の掲揚ポールに毎日掲げられている。
今年初めての試みとして、こいのぼりをつるす15本のワイヤに7色に変化するLED電球を設置。期間中毎日、太陽光発電を用いて点灯する。「ライトアップすることで夜でも幻想的に泳ぐこいのぼりを堪能できる。どこよりも早いこいのぼりを見にきてほしい」と小椋さん。
点灯時間は17時30分~22時。5月6日まで。