駐日欧州連合(EU)代表部の事務所「ヨーロッパハウス」(港区南麻布4)で5月19日、ヨーロッパの多様な文化を音楽や踊りのパフォーマンスを通じて体験できる「ヨーロッパハウス・オープンデー」が開催される。
同イベントは、文化、社会、学術、スポーツなどさまざまな催しを通してEUをよりよく知ってもらおうと、EUの創設記念日5月9日の前後に展開する「日・EUフレンドシップウィーク」の一環。普段は入れない同施設を一般に開放し、ヨーロッパの多様な文化を知ってもらう目的。駐日EU代表部が昨年8月に千代田区から移転して以来、初めての開催となる。
当日は、建物の主要施設を見学者に開放するほか、外交官と代表部職員により施設やEU代表部の業務についてのガイドや、日本とEUとの関係についての説明も行う予定。講堂やロビーでは催し物も予定され、オーストリア(12時15分~13時15分)、アイルランド(13時30分~14時30分)、スウェーデン(14時45分~15時45分)、ギリシャ(16時~17時)の伝統音楽や舞踏を紹介する。
各国特産品の紹介コーナーも設け、ブルガリアのヨーグルトやギリシャの蜂蜜などの実演・試食・販売を行うほか、ベルギーチョコなどの食品や、ドイツやアイルランドのビールも販売する予定。
開催時間は12時~17時30分(入館は17時まで)。入城無料(メールまたはファクスで事前登録が必要)。イベントのスケジュールはホームページで確認できる。