東京ミッドタウン(港区赤坂9)で7月27日、夏の暑さ対策の一環として、スイカを食べることをソーシャルアクションにする「100万人のスイカーニバル」が開催される。主催は、環境省が参画する「熱中症予防声かけプロジェクト」。
熱中症にかかる人をなくすため、「ひと涼み」という日本らしい習慣を世の中に広げていこうと、クールビズ、省エネ・節電、熱中症対策に関する呼び掛けを一体的に行う「クールサマー2012」の関連事業として実施している「熱中症予防声かけプロジェクト」。熱中症は病気ではなく、水分をとること、部屋を涼しくすること、休息をとること、栄養をとることで防ぐことができるとし、オフィスにおけるこまめな水分補給の手段に「スイカビズ」を推奨。
「スイカは暑さ対策になるばかりか、スイカ一つで人が集まり、みんなが笑顔になる」とし、スイカを食べるという現象を、インターネットなどで可視化し、夏の風物詩であるスイカをソーシャルアクションにしていくことを目的とする。
「スイカの日」でもある同日は、キャノビー・スクエアに高さ3メートルのスイカツリーを設置し、東京ミッドタウンの商業エリアで勤務するビジネスマンに「スイカビズ」を呼び掛け、山形県尾花沢産のスイカ約200個を無料配布する。「(山形県尾花沢のスイカは)生産量日本一ということで夏の象徴として協力いただいた」と総合運営事務局の加藤さん。
「もともと7月27日は『土用の丑の日』で、『う』のつくものを食べると良いとされている。スイカは『ウォーターメロン』ということで、ぜひスイカを熱中症の予防に活用し、元気に夏を乗り切ってほしい」とも。
開催時間は、1回目=11時30~12時30分、2回目=14時30分~15時30分。スイカ美人撮影会(12時30分~)も予定。