東京ミッドタウン(港区赤坂9)芝生広場で11月3日・4日、谷尻誠さんらデザイナーがトークショーを展開する「デザインタッチパーク/パークステージ」が開催される。
10月26日から開催中の「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」のメーン企画「デザインタッチ パーク」の一つで、デザインタッチに参加したデザイナーを中心に約20人のデザイナー・クリエーターが登壇、2日間で7回に分けトークショーを行う。
3日13時からは「デザインショッパーコレクション」に参加した永井一史さんや青木克典さんらが制作秘話などをテーマに、15時からは東京都美術館学芸員の川越仁恵さんが「伝統的工芸品の新しい可能性」をテーマに、17時からは「マウンテンジム」をデザインした谷尻誠さんとデザインビジネスプロデューサーの天野譲滋さんが「デザインと遊ぶ、建築で遊ぶ」をテーマに話す。4日11時からはTRUNKの桐山登士樹社長と武蔵野美術大学の長澤忠徳教授が「世界のデザインと日本のクリエイティビティ」をテーマに、15時からは衣食住の「カッケー!」を追求するクリエーティブ・プラットホーム「3_2_1_0」のメンバーがこの1年の活動について、17時からは芦沢啓治さんら石巻工房のデザイナーが「復興にデザインができること」について話す。4日13時からは「六本木未来会議」の公開インタビューとして岡野民さんが現代美術家の椿昇さんとアートディレクターの長嶋りかこさんに話を聞く。
昨年までは「デザインタッチ カンファレンス」として屋内で開催してきたが、今年は「デザインとあそぶ」をテーマにしたこともあり、誰でも気軽に参加できるよう屋外のステージで行うことに。六本木未来会議でも公開インタビューを行うのは初の試みとなる。谷尻さんは「マウンテンジムを見ながらのトークになるので、マウンテンジムのことについてももちろん話すが、建築のことや遊びのことなど本当にいろいろなことを話したい」と話す。
いずれも観覧無料。デザインタッチは今月4日まで。