六本木ヒルズ(港区赤坂9)で11月12日、ウイスキーのPRイベント「ウイスキーヒルズ2012」が始まり、初日にはウイスキーのスピリットを体現する著名人として小栗旬さん、観月ありささんらを表彰する「ウイスキーヒルズアワード2012」の発表が行われた。主催はサントリー酒類(港区)。
4回目となる今年、「ウイスキーラバーズアワード」から「ウイスキーヒルズアワード」へと名称を変更した同賞。特定のジャンルで長く一線で活躍する著名人に贈られる「Whisky Master」には北方謙三さん、ウイスキーの新しいイメージリーダーにふさわしい著名人に贈られる「Best Whisky Lover」には小栗さんと観月さんが選ばれた。「ウイスキーを飲むのはどのような時か」という質問に、北方さんは「人を殺した時」と答え聴衆をドキッとさせたが「もちろん小説中の話。ウイスキーの香りを嗅ぐと区切りがつく」と続け、小栗さんも「一つの作品が終わった時などに一人でゆっくり飲む」と答えた。北方さんは「ウイスキーは心の命に必要なもの」とも。
授賞式に続いて琥珀(こはく)色に輝く中を通り抜けることができるイルミネーションの点灯式が行われ、今年で2回目となる「ウイスキーヒルズ2012」がスタートした。ヒルズカフェ/スペースでは12日から、「山崎」「響」などのウイスキーの飲み比べやフードのマリアージュが楽しめる「ウイスキーヒルズラウンジ」を展開。メニューは、「山崎12年」と「マッカラン12年」の飲み比べセット(600円)、「山崎12年」(400円)、「ボウモア15年 ダーケスト」(500円)、「スモーク3種セット」(300円)など。16日からは、大屋根プラザで「響」など5銘柄のウイスキーを1ショット200円で提供する「ウイスキーヒルズバー」も開催。共に今月18日まで。
12月8日・9日、15日・16日、22~25日にはイルミネーションを眺めながらウイスキーを楽しめる「ウイスキー&イルミネーション」も開催。ヒルズ内22店舗では、同イベントのパンフレットを提示すると最初のウイスキー1杯が100円になるキャンペーンも実施する。12月25日まで。
ヒルズカフェ/スペースの営業時間は11時~23時。