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六本木に天ぷら串専門店「紋大志」-同エリア和食店経営会社が新業態

カウンターをメーンとした「紋大志」の店内

カウンターをメーンとした「紋大志」の店内

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 六本木に1月、天ぷら串メーンの「紋大志(もんだいじ)」(港区六本木4、TEL 03-5411-3711)がオープンした。経営は日いづる(港区)。

プレミアム焼酎もほかの焼酎同様、グラスになみなみと注がれる

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 店舗面積は8坪、席数は、カウンター=12席、テーブル=4席。同エリアで「総作料理」の「日いづる」(六本木7)を2年半営業している同社。2号店、3号店を目標にしていたところ理想の物件に出合い、「天ぷら串」をメーンとした新業態で出店した。

 「天ぷらは三大和食の一つだと思うが、1万円以上出して食べるか、またはそば屋のトッピングのような形になってしまう。もっと気軽に食べてもらうため、天ぷらを串で食べることを思いついた」と同社社長の前田朗さん。

 天串(180円~)は、イカやキスなどの定番から、フォアグラ、フカヒレ、アワビなどの創作系、季節の天串など、毎朝築地で仕入れる食材を使い計28種類以上をそろえ、職人が日本料理の技法を使って、中身が透けて見えるほどの薄衣で繊細に揚げる。コーン油とオリーブオイルをブレンドしたオイルで揚げるため、さっぱりとした食感を特徴とし、「食べ飽きない」という。

 天串には、「ゴマ酢ダレ」「てりタレ」、ショウガや玉ねぎがベースになった「紋大志ソース」、「コチュジャンベースのタレ」「明太マヨネーズ」の5種のたれを用意。「お通し」で提供するサニーレタスや、大葉、レタスなどの生野菜に包んで食べることもできる。

 ドリンクは、「日いづる」同様、ワイン(ボトル=2,800円、グラス=500円~)や、焼酎(プレミアム焼酎含む)、日本酒(以上680円)などをこだわってそろえた。ほかに、ビール、ハイボール(以上600円)、梅酒、生搾り酒(以上680円)など。客単価は4,000円~6,000円。

 ランチも1,000円で提供。「海鮮かき揚げ丼」、アナゴが1本丸ごと載った「穴子一本天丼」、ルウを使わず香辛料のみで作る「紋大志カレー」(ディナーでも提供)など。それぞれみそ汁、漬物、サラダが付く。

 「この業態で成功させて店舗展開したい。海外にも出店できたらと考えている」と前田さん。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=18時~24時。日曜・祝日定休。

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