東京タワー(港区芝公園4)で2月8日、今年初めてとなる「ダイヤモンド富士」を観測、六本木ヒルズなど周辺施設でも明日まで見られるという。
東京で富士山頂に沈む夕日が重なる「ダイヤモンド富士」が観測できるのは2月と11月の年2回。東京タワーでは今月7日から9日まで山頂近くに沈む夕日が観測でき、8日は山頂のちょうど真ん中に夕日が沈んだ。
17時5分の日没を前に大展望台には都心では目にできる場所の少ない絶景を眺めようと多くの人が集まった。三脚をすえて一瞬を捕らえようとする人も多いが「知らなかった」という人も多く、中には「初めて東京タワーに上った日が偶然その日に当たりラッキー」という親子連れも。この日はくっきりと晴れた晴天で気温・湿度ともに低かったため空気も澄んでおり絶好の観察日和、はっきりと見える富士山に赤い夕日が沈むとあちこちから「きれいー!」と歓声が上がった。
次に東京タワーから「ダイヤモンド富士」を見られるのは11月2日の予定。