東京タワー(港区芝4)で3月27日、日本中のスイカ好きが集い、ソーシャルにつながるファンコミュニティーづくりを行う「スイカ倶楽部」の発足式が行われた。
生産者団体富研連盟全国協議会(奈良県、東京都)の部会として発足した同クラブ。スイカによる美容効果や健康維持など、機能性食品としての価値を再評価し、カットスイカをはじめ、化粧品や加工食品など、新しいスイカ製品の開発や企画イベントなどを通してスイカ市場を活性化し、スイカの消費拡大から日本をより豊かにすることを目的に活動する。
スイカには抗酸化物質として知られるリコピンがトマト以上に含まれるほか、アミノ酸の一種であるシトルリンを豊富に含む。これは、動脈硬化の予防や手足のむくみ改善、肌にシミをできにくくするなどの効果が期待される成分だという。
夏のスイカシーズンに向け、読者モデル、IT、コスメ製品メーカー、食品加工企業、コンビニエンスストアなどと協力し、「SUIKA BEAUTY PROJECT」を実施。4000人の読者モデルが所属するドクモカフェでは「SUIKA BEAUTY ヴィジュアルプレス」が結成され、ブログやイベントで、モデルならではの広報活動を行う。
「スイカの日」である7月27日に向け、毎月27日に各地でスイカPRプロジェクトを予定する。六本木エリアでは、6月27日の東京ミッドタウン、7月27日の東京タワーなどで、100個の大玉スイカを使った全長3メートルの「スイカツリー」を作成。「SUIKA BEAUTY ヴィジュアルプレス」によるスイカの配布や、熱中対策の「スイカビズ」を提案する。スイカは季節に合わせ、千葉県、鳥取県、長野県、山形県などが力を合わせ提供する。
スイカ倶楽部の趣旨に賛同し、共に活動するパートナーも募集している。スイカメイトになると、ポスターやロゴなど、スイカ倶楽部のクリエーティブツールを使うことができる。