六本木のライブハウス「六本木BeeHive(ビーハイブ)」(港区六本木7)で3月10日から、豚骨ラーメン発祥の地である久留米ラーメンをテーマにしたイベント「久留米ラーメンフェスティバル」が開かれる。主催はグルメイノベーション(品川区)。
久留米は博多や熊本など九州各地で親しまれる「豚骨ラーメン」が生まれたといわれる土地で、現在も多くのラーメン店があり地元の人々に親しまれている。同イベントは久留米ラーメンの認知度を高めることを目的に久留米ラーメン会に所属する「本田商店」(久留米市)が提案、「宅麺.com」などを運営する同社が開催する。
イベントでは同店に加えて同会に所属する「モヒカンらーめん 味壱家」「清陽軒」「ラーメン 龍の家」がコラボレーションして開発した新作ラーメンを提供する。
同イベントはクラウドファンディングサイト「グリーンファンディング・ラボ」で資金調達することも特徴。同社は2011年7月のイベント「ラーメンフェスティバルin西麻布」でもクラウドファンディングを実施。10万円の目標金額に対して100万円以上の資金を集め、ファンドを成立させた。
今回は、目標金額を30万円に設定、ラーメンと替え玉をセットにした前売り券が受け取れる850円のプランから、限定ラーメンを宅配で受け取れる4,490円のプラン、イベント期間中ラーメンが食べ放題となる7,000円のプラン、出資者の顔写真と名前・コメントが会場に掲出される5万円のプランなどを用意する。ファンドへの応募は3月9日まで受け付ける。
同社の藤田直哉さんは「東京で『久留米ラーメン』に絞って行われるイベントはおそらく初めて。そのため、流行や話題を作る場所として理想的な六本木を開催場所に選んだ」と話す。
開催時間は各日11時30分~15時(3月15日を除く)。価格はラーメン=890円、替え玉=100円、持ち帰りラーメン=980円。同20日まで。