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西麻布で「民藝」テーマにトークショー、陶工とショップ店主が対談

絵付けをする水野雄介さん

絵付けをする水野雄介さん

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 西麻布のホテル&レジデンス六本木(港区西麻布1)で4月2日、「瀬戸本業窯」(愛知県瀬戸市)の陶工・水野雄介さんとウェブショップ店主の奥村忍さんによるトークショー「みんげいおくむらのみんげいnight」が開かれる。

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 同窯は民藝(げい)運動の推進者である柳宗悦やバーナード・リーチなどに見いだされた窯場の一つで、陶工は代々「水野半次郎」の名を襲名し作陶を続ける。土やうわぐすりは土地の物を使い、土地の人々の暮らしの必要に応じて制作を行うのが特徴。八代目半次郎となる後継者の水野さんは、伝統の手法を守りつつ、革新的な作品への挑戦や歴史的な遺物の復興などの活動を行う。同ホテルでは現在、エントランスや「COCONOMA」などで水野さんの作品展を開催。食器、花瓶などを展示する他、「ニシロクラボ」では皿やカップなどを販売している。

 奥村さんは和雑貨を中心とした雑貨のバイヤーを経験後、民藝に魅せられ、国内のさまざまな生活雑貨を扱うウェブショップ「みんげいおくむら」をオープン、水野さんの作品も扱う。2013年には渋谷ヒカリエ(渋谷区)に期間限定ショップもオープンし、若者を中心に多くの来店者を集めた。

 同イベントは、日常的な暮らしの中で使われてきた日用品の中に「用の美」を見いだし、活用する日本独自の運動「民藝」を分かりやすく解説するとともに、現在も作り続けられる「民藝」の日々の使い方の提案も行う。後半では、水野さんの制作した器に料理を盛り付け、実際に味わってもらうプレゼンテーションも予定する。

 開催時間は19時~22時。参加費は2,500円。定員は20人。希望者はホテルS(TEL 03-5771-2475)に予約が必要。作品展は入場無料で、4月29日まで。

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