六本木交差点近くに4月1日、年中無休で営業するかき氷専門店「KAKIGORI CAFE & BAR yelo(かき氷カフェバー イエロ)」(港区六本木5、TEL 03-3423-2121)がオープンした。経営は日本氷菓(南青山1)。
夏のものというイメージが強いかき氷を、一年を通して提供する同店。練乳ではなくミルクを使った軽い口当たりのソースと温度管理にこだわってきめが細かく軽い食感に仕上げた氷が売り。
同店プロデューサーの永田寛哲さんは「もともとかき氷が好きでいろいろなところで食べてきたが、都内には意外と気軽に食べられる店がないと感じていた。だから一軒くらい、そんな店をつくる余地があるのではないかと思った」と話す。
コアターゲットは20~30代で、深夜まで営業。夜はお酒や軽いつまみ、酒を使ったかき氷も提供する。「六本木なら、お酒を飲んだ後の『しめ』や、2軒目の需要があると考えた。あくまでかき氷屋だが、かき氷のついでに軽く飲んだりつまんだりできる店というのもいいのでは」と永田さん。
メニューは通常のかき氷が「ティラミス」「キャラメル」(以上800円)、「4種のベリー」「アボカドマスカルポーネ」(900円)などで、「アーモンド」「ミルクゼリー」(以上50円)、「タピオカ」(100円)などのトッピングも選べる。夜は、ビール(700円~)、ミルクカクテル(800円~)、オリーブ(500円)、特製フライドポテト(800円)など。アルコールを使ったかき氷は「ラムレーズン」(1,000円)などを季節に応じて提供する予定。他にコーヒー(500円)、「柴又『い志井』謹製米米ロールケーキ」(1,000円)なども。
永田さんは「ミルクを使っていることもあって、アイスクリームを参考にメニューを考えた。実は何でもシロップにできる。今提供している『さくら』のように季節に合わせたメニューも提供していく予定」とも。
営業時間は11時~翌朝(日曜は23時まで)。