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スウェーデン大使館で北欧デザイナー23人による「てぬぐい展」

北欧ライフスタイルの中での手拭いスタイリングの一例

北欧ライフスタイルの中での手拭いスタイリングの一例

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 スウェーデン大使館(港区六本木1)ベルイマン展示ホールで4月9日から、「北欧デザイナー23人によるてぬぐい展 北欧流おもてなし『FIKA』の心」が始まる。主催はプラスライセンス&デザインTOKYO (同)と、Swedenstyle(スウェーデン・ストックホルム)。

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 スウェーデンを代表する名作「長くつ下のピッピ」や、北欧最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン」など、北欧コンテンツに特化したライセンス事業を行うプラスライセンス&デザインTOKYOと、デザインを中心とした北欧関連の幅広い情報をウェブサイトや書籍、講演活動を通して発信するSwedenstyle。同展は、両社が今年2月から開始した新事業「Scandinavian Pattern Collection」の文化交流イベントの第1弾として企画。「日本人の精神としてとらえられている『おもてなし』が、実は北欧にも通じているのではないか」ということに着目し、「北欧流おもてなし『FIKA』の心」をテーマに掲げた。

 「FIKA」とは、スウェーデンで、仕事の合間や日々の暮らしの中で友達や家族と集まってお茶を飲む時間のこと。職場でもプライベートでも大切なひとときであり、日本の「飲みニケーション」のようにFIKAでコミュニケーションを取るという。

 同展では、「Scandinavian Pattern Collection」に参加している北欧デザイナー23人によるデザインを、手拭い専門メーカー「かまわぬ」の協力の下、注染手拭いに染め上げ展示する。これらのデザインは、単なる「柄としての北欧デザイン」ではなく、「デザインの背後にデザイナーの気持ちがあり、人々の暮らしがある」ととらえ、北欧ライフスタイルの中での手拭いの使い方の提案も行う。

 特別展示として、スウェーデンのイラストレーター、スティーナ・ヴィルセンが、手拭いの反物1本に手描きで描いた長さ10メートル以上の作品「Welcome to Stockholm」を展示。Swedenstyle代表の山本由香さんをはじめ、参加デザイナーも数人来日し、トークショーなども予定する。

 開催時間は10時~17時30分(最終日は16時30分まで)。4月23日まで(4月18日~20日はイースターのため休館)。山本さんによるトークショー「北欧流、しあわせを呼ぶ暮らしの道具」は、13日14時に開催予定。入場無料。

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