西麻布のイベントスペース「SuperDeluxe(スーパーデラックス)」(港区西麻布3、TEL 03-5412-0515)で9月11日、アートと音楽を融合させた舞台作品の上演などを行う「余韻 Resonance 2014」が開催される。
2007年に芸能集団「鼓動」で芸術監督を務めていた笛奏者の渡辺薫さんが演出し、上演した舞台作品「Resonance~余韻」が評判となり毎年上演を重ね、今年で8年目を迎えた同イベント。渡辺さんは、アメリカ合衆国ミズーリ州生まれで、マンハッタン・スクール・オブ・ミュージックでクラシックやジャズのフルート奏法を学んだ後、日本へ渡り、約10年間にわたり和太鼓グループ「鼓童」のメンバーとして活動。坂東玉三郎さんなど伝統芸能や現代芸術のアーティストと共演した。2006年に鼓童を離れ、現在はNYを拠点に日本の笛、太鼓やフルートの演奏、講師を行っている。
今回のイベントでは打楽器奏者の仙波清彦さん、舞踏家の小島千絵子さん、バイオリニストの高橋香織さん、和太鼓奏者の内藤哲郎さんなどに加え、アーティスト集団「TokyoDex(トーキョーデックス)」が出演。トーキョーデックスはイベントや企画ごとにさまざまなアーティストを組み合わせてチームを編成し、さまざまなイベントやスペースをプロデュースするアーティスト集団。今回はライブ・ペイントを行う日本画家の柏原晋平さん、ライブ・デジタル・ペイントを行う画家のフランキースィーヒさん、 ライブ・フォトを行う写真家の宮川舞子さん、ビデオジョッキーのD.H.ローゼンさんが参加する。
開催時間は20時~。料金は3,000円。