六本木ヒルズ(港区六本木6)で11月4日、冬の風物詩「けやき坂GALAXYイルミネーション」が始まった。
今年も約400メートル続く六本木けやき坂通りに、「降り注ぐ純白の雪が青い輝きを伴い光の結晶となった状態」をイメージした白と青のLEDによる約110万灯の「SNOW&BLUE」がともった。
新しい試みとしては、応募・当選した2人が点灯式を体験できる機会を12月に計6日間限定で提供するほか、直径2メートルの赤いHidden Heart(隠れハート)を2カ所に設置し、1時間に2回ずつ点灯させる。去年に続き、赤や電球色のLEDによる暖色系の「CANDLE&RED」も、点灯時間を2倍にして点灯する。
毎年、ケヤキの成長に合わせてLEDの数を拡大しているが、去年から採用された「CANDLE&RED」の色合いを出すためLEDの灯数が例年の2倍、六本木ヒルズが開業した2003年と比べると3倍以上だという。LEDを巻き付ける作業は、約20人がかりでも1日に巻きつけることのできる木は2本が限界。イルミネーションをきれいに見せる工夫をしながら、65本のケヤキの木々が一体感を持って見えるよう、点灯開始日の約2カ月前から1本1本丁寧に巻き付けたという。
点灯時間は17時~23時(毎時0分、30分から5分間は「Hidden Heart」を点灯。17時の点灯開始から10分間はスペシャルプログラムを用意)。12月25日まで。点灯式体験は、12月13・14・20・21・24・25日に開催。当日15時から、六本木ヒルズインフォメーションカウンターで先着50組の応募を受け付ける。