東京ミッドタウンで3月5日~8日、フットウエアブランドのクロックスジャパン(世田谷区)が無人飛行機「ドローン」を使った「空中ストア」を展開する。
2015年にブランド日本上陸10週年を迎えた同ブランドが、3月5日に発売予定のタウンスニーカー最新モデル「ノーリン」のPRイベントとして「驚きを持った軽さの体験」をコンセプトに企画。会場に設置されたiPadから気になるシューズの色を選択すると、ドローンが約80足の「ノーリン」が並ぶ空中ディスプレーの中から指定された色のシューズをつかみ、手元まで届けるという。会場には試着スペースを設け、履き心地や軽さを体験できる。
シューズをつかむ無人ヘリ(ドローン)は存在しないため、全てのパーツを国内外から取り寄せ、独自開発をしたという。高さ5メートル×幅10メートル×奥行き6メートル、総重量約1.2トンの巨大空中ディスプレー台も、安定性や見た目、ドローンへの影響などを考慮し、オリジナルで製作した。
期間中は、「空中ストア」のライブ中継を予定。ドローンが飛び立ち、シューズをつかんで届ける様子や、来場者の表情を見ることができる。現在特設サイト「flying norlin project」では、本番に先駆けて行われた実証実験動画を公開している。
新商品「ノーリン」(4,900円)は、2011年に発売されたタウンスニーカー「フーパー」を進化させたもの。アウトソールとミッドソールに独自素材「クロスライト」を使用し、軽い履き心地の細身でスタイリッシュなスニーカーに仕上げた。
開催時間は11時~20時(5日は16時~、8日は19時まで)。入場無料。