東京ミッドタウン近くのパラッツォ ドゥカーレ 麻布(港区六本木7)で9月2日、シングルモルトウイスキー13種をテイスティングするイベント「グランド モルト テイスティング2015」が開催される。主催はMHD モエ ヘネシー ディアジオ(千代田区)。
世界各地の酒類を扱う同社が販売するスコットランドの13の蒸留所すべてのシングルモルトウイスキーを試飲できる同イベント。2011年に初めて開催され、今回が4回目。
「秋の夜長とシングルモルト」をテーマに開催する今回、ウイスキーを提供する醸造所は、スカイ島のタリスカー、アイラ島のアードベッグ、ラガヴーリン、カリラ、北ハイランドのグレンモーランジィ、クライヌリッシュ、ハイランドのダルウィニー、モートラック、西ハイランドのオーハン、スペイサイドのクラガンモア、グレンエルギン、ノッカンドゥ、ローランドのグレンキンチー。
同イベントは、過去の開催でも気軽に多くの種類のシングルモルトを試飲できるとあって、シングルモルト初心者の人気を集め、前回は約700人が来場した。近年のハイボールブームに続き、「モルト女子」と呼ばれるシングルモルトウイスキーを好む女性の増加もあり、女性などウイスキー初級者へのブランド認知の浸透を図る。
今回は、2012年からアードベッグが実施している国際宇宙ステーション上でウイスキーを熟成させる実験プロジェクトで宇宙に運ばれ、2014年秋に帰還した「スペースウイスキー」を展示するほか、グレンモーレンジィとアードベッグ蒸留所で蒸留・製造責任者を務めるビル・ラムズデン博士によるトークイベントなども開催。ウイスキー上級者にも配慮した内容としている。
各ブランドのブースでも、イベントやトークショーを企画。タリスカーのブースでは、水墨画アーティストのCHiNPANさんによるライブペインティング、水中写真家の鍵井靖章さん、海洋冒険家の八幡暁さんらによる「海」をテーマにしたトークショーなどを予定する。
開催時間は19時~21時。入場料は、男性=4,000円、女性=3,500円、カップル=7,000円。定員は300人。