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増上寺に手すき和紙キャンドルで作った天の川 港区の子どもたちも参加

「憂いの提灯(ちょうちん)ロード」と「天の川」(リハーサルの様子)

「憂いの提灯(ちょうちん)ロード」と「天の川」(リハーサルの様子)

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 増上寺(港区芝公園4)で7月7日、「増上寺七夕祭り 和紙キャンドルナイト2016」が開催される。企画・運営は、多摩大学村山貞幸ゼミ「日本大好きプロジェクト」(多摩市)。

永遠のつながりを意味する「七宝模様」を配置した地元児童和紙

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 ひこ星と織り姫の「出会いと別れ」に注目し、「孤独、憂い、悲しみ」という、曖昧で揺れ動く感情を和紙キャンドルで表現する同企画。港区の子どもたち1555人も参加し、夢や願い事が描かれた和紙キャンドルで「つながり」を意味する七宝模様を一緒に作る。

 増上寺入り口の三解脱門から大殿前まで、学生が手ですいた和紙約2500枚で作ったキャンドルを一つ一つ星に見立てた壮大な天の川が出現。三解脱門を背に左のロードには「出会う喜び」、本殿の階段裏には別れた直後の「孤独感」、右のロードには再び1年間待たなくてはいけないという「憂い」、三解脱門前の地元児童和紙では、また無事に出会えた「喜び」を表現し、増上寺全体を七夕ムードに染め上げる。

 日本大好きプロジェクトは2008年9月、日本の伝統文化を伝承していく活動をスタート。現在、幼稚園、保育園、児童館のほか、高齢者施設などで通算1755回(年200回以上)の訪問型イベントを実施している。

 開催時間は18時~21時。入場無料。

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