東京タワー(港区芝公園4、TEL 03-3433-5111)大展望台で2月3日、増上寺の僧侶による「節分追儺(ついな)式」と「豆まき」が行われる。
イベント当日は、紋付きはかま姿のノッポン弟と一緒に豆まきを行う
1960(昭和35)年に始まり、今回で58回目を迎える同行事。増上寺の僧侶が登場し厄難をはらう儀式を行った後、今年一年の無病息災・災厄消除・開運招福を願い、東京タワーの公式マスコット「ノッポン弟」らと一緒に「豆まき」を行う。
大展望台では、銀座のすし店「鮨(すし) 板井」(中央区)監修の、長さ約20センチの手作り恵方巻き(丸かぶりずし=1,000円)の販売も行う。卵、おぼろ、穴子、エビ、カンピョウ、キュウリ、シイタケの7種類の具材を使い、東京タワーの高さ333メートルにちなみ、限定で333個を用意する。恵方巻きの丸かじりができる特設コーナーも設け、今年の恵方である北北西に向け、スタッフや来場者は無言で丸かじりを行う。
東京タワー総合メディア課の澤田健さんは「東京タワーの節分は、豆まきだけでなく、恵方巻きが食べられるのがポイント。展望台で今年の恵方を眺めながら恵方巻きを無言で食べ切ってほしい」と呼び掛ける。
開催時間は、節分追儺式・豆まき=10時45分~11時、恵方巻きの丸かじり=10時30分~14時。恵方巻きは売り切れ次第販売終了。