第50回企画展「卵・玉子・たまご!」が現在、東京ミッドタウン(港区赤坂9)の「とらや 東京ミッドタウン店」(TEL 03-5413-3541)ギャラリーで開催されている。
年間を通してさまざまな展示・イベントを行う同ギャラリー。同展では食材としての卵の魅力を模型やイラストで紹介する。
とらや広報担当の龍旭佳さんは「植物性のものが主体の和菓子の原材料の中で、唯一の例外品ともいえる食材であるため、卵に注目した展示を企画した」と話す。
会場中央の「たまごのチカラ1・2・3」の展示では、展示台に大きな卵のオブジェを置くほか、卵の熱凝固性などを手で触れて体感できるコーナーも設ける。
壁面展示の「たまごのお菓子マップ」では、卵を使った全国の銘菓や卵を主な材料として使った菓子も紹介する。このほか、カステラや今川焼きなど、よく知られている菓子から、「鶏卵素麺(そうめん)」、卵白を寒天で固めたマシュマロのような菓子の「ほうずい」といった珍しいものまでを、イラストや画像で紹介する。
会場の一角では「TORAYA GINZA」のカウンター席でしか見ることができない、店舗限定のどら焼き「焼きたて 夜半の月」の製造風景も動画で公開する。
龍さんは「オブジェやパネル展示をご覧いただくだけでなく、お薦めの菓子を記入いただいたり、クイズに答えたりするなどして体感することも楽しんでいただければ」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~21時。観覧無料。2月26日まで。