
六本木の居酒屋「カクカクシカジカ」(港区六本木4、TEL 03-6459-2333)が移転オープンして、8月2日で2カ月がたつ。
店主で宮崎県出身の稲用(いなもち)健人さんは高校卒業と同時に上京。以来、約13年にわたり都内のバーやレストランで経験を積む傍ら、飲食店のサポートや広告制作などにも携わってきた。2023年7月には、西麻布にジビエ肉をメインとした居酒屋をオープン。今回、新たな一歩として六本木への移転を決めた。
店舗面積は約50平方メートル。席数は、カウンター=9席、テーブル=19席。ジビエを含むさまざまな肉を使った料理と酒を提供する。
提供するメニューは、肉刺し、ローストビーフ、炙(あぶ)りなど5種類の肉を盛り合わせた「肉の玉手箱」(1,188円)や「猪(いのしし)の直(じか)火焼き」(2,398円)、熊本県の「千興ファーム」から仕入れた肉を使う「馬刺し」(1,738円)、イノシシのピートロを京みそ仕立てにした「カクシカ煮込み」、「クジラのタタキ」、「チキン南蛮」(以上968円)、「さつま鶏の直火焼き」(1,298円)など。アルコールはビール、ハイボール、サワー、焼酎、ウイスキー、日本酒、ワインなど(748円~)を用意する。
稲用さんは「地元・宮崎の料理や調理法なども取り入れており、さまざまな肉と酒を楽しんでいただけるはず。団体客はもちろん、女子会目的のお客さまも歓迎」と話す。「肩肘張らずにフラッと立ち寄れるような店づくりを心がけている。気になった人は気軽に足を運んでほしい」とも。
営業時間は17時~23時30分。日曜定休。