体験型展覧会「平成恋愛展」が現在、六本木ミュージアム(港区六本木5)で開催されている。主催はソニー・クリエイティブプロダクツ。
2019年にオープンした同施設。アニメやキャラクター、ファッションなどポップカルチャーを題材にした期間限定の体験型企画展を開催してきた。
同展は、平成カルチャーを「恋愛」テーマで楽しむ体験型展覧会。平成当時の学校の教室やレンタルショップを再現した空間に、ガラケーやCD、MD、プリ帳などを並べ、「青春のあの頃」を追体験できる内容で展開する。
会場には、ポケベルや交換日記など当時のコミュニケーションツールもそろえる。家の固定電話から恋人に電話をかける体験や、公衆電話からポケベルにメッセージを打ち込む体験も用意する。
展示では、モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)の手法を取り入れる。「ガラケーの画面」や「授業中の回し手紙」の中身から、登場人物たちの恋模様や人物像が浮かび上がる仕掛けで、来場者がストーリーを追いながら恋の行方を考察できる構成にした。
会場内には、「あの頃の放課後」をテーマにしたショップとカフェも設ける。ショップではメル画風デザイングッズなど「平成あるある」をモチーフにした商品をそろえ、カフェではフライドポテトやタピオカ、クレープなど放課後の定番メニューをイメージしたメニューを提供する。
企画・総合演出を手がけた増田周平さんは「恋愛×フェイクドキュメンタリーという今までにない手法で、話題の平成カルチャーの表現に挑んでいる展覧会に仕上げた。平成を生きた人は誰でも楽しめるのに加えて、新たなエンタメの表現手法に興味がある人にも、ぜひ体験してほしい」と話す。
開館時間は10時~18時(金曜~日曜は20時まで)。ゴールデンウイーク(4月25日~5月10日)=10時~20時。入場料は、一般・大学生=2,200円、中高生=1,800円、小学生=1,300円。未就学児無料。6月28日まで。