ル・ショコラ・デュ・ディアマン(中央区)は3月30日、同日開業予定の東京ミッドタウン(港区赤坂9)の商業棟「ガレリア」地下1階に、ベルギー・西フランダース地方のコンフィチュールブランド「ベルベリー」(TEL 03-5413-0374)の国内初店舗をオープンする。
「コンフィチュール」は、フランス語でジャムの意味。同ブランドは、1956年にベルギー・西フランダース地方の都市コルトレイクで、創業者のアンドレ ヴァンダーベン氏がコンフィチュールの販売を始めたことからスタート。100グラムあたり天然果実55グラムという、果実の使用量が多いことが特徴で、約60種類以上の製品バリエーションをもつ。中でも、スペイン産セビリアオレンジ、モロッコ産スイーツオレンジなど様々な柑橘類を使った「ロイヤル マーマレードシリーズ」(ラインアップは8種類。各1,890円)をはじめ、ヨーロッパを中心に高い人気があるという。国内では現在、ウェブサイトでの販売を先行開始している。
店舗ではコンフィチュールの販売をはじめ、カフェやテークアウト形式でコンフィチュールを使った様々なデザートなどを提供。代表的なメニューは、ルーマニアの伝統的デザートで、揚げたてのドーナツにコンフィチュールやサワークリームを添えたデザート「パパナッシュ」(約1,260円~)。カフェでは、リキュールで料理に香り付けする「フランベサービス」を客席で行い、アイスクリームやフルーツなどを盛り合わせたデザートプレート形式で提供する。
店内は赤を基調とした内装で、席数は24席。営業時間は11時~21時。不定休。同社は、東京・銀座にベルギーのショコラティエ「DEL REY(デルレイ)」の国内店舗展開などを行っている。(写真=完成イメージ)