シンクロニシティ(港区南麻布4)は3月30日、同日開業予定の「東京ミッドタウン」(赤坂9)内の「ミッドタウンイースト」2階にサロンバー「YOL(ヨル)」(TEL 03-5413-7746)をオープンする。
同店は「CROSS SENSE(クロス・センス)」をコンセプトに展開するバーで、中国・清時代の木の門、西洋の大理石、漆のカウンター、京都の西陣織など、東洋・西洋の建材を用いた内装で、「妖しさと高貴さなどを表現した『ハレ(非日常)』空間」を演出するという。店名はトルコ語で「路」の意味。
ターゲット層は20代後半~50代で、モルトウイスキー400種、ワイン・シャンパン200種、リキュールほか600本など、常時1,000種の酒類を取り扱うのが特徴。ワインは、名門ワイナリーから個人醸造のものまで取り揃えるという。
提供メニューは、カクテル(1,000円~。同店オリジナルは1,300円~)、「無菌豚のカツサンド」(1,200円)、「ボロネーゼ シェフの気分で」(1,500円~)など(価格はすべて予価)。平均客単価は5,250円から。
営業時間は11時~翌9時。早朝までの長時間営業について同社広報担当者は「六本木の地域特性から」と話す。店舗面積は約70坪。店内は中央カウンタースペース、ラウンジスペース、個室(3室)で構成され、席数は約70席。個室は店舗会員のみ利用可能で要予約。出店にあたり同担当者は「年内に2~3店舗の新規出店を考えており、今後の展開の上での旗艦店として位置づける」と話している。(写真=完成イメージ)