東京ミッドタウン(港区赤坂9)で10月に開催予定のクラシックカーコンクール「東京コンコース・デレガンス」の参加車両が9月27日、発表された。
コンコース・デレガンスは、イタリアのホテル「ヴィラ・デステ」やアメリカのリゾート地「ぺブルビーチ」などで開催されているクラシックカーのコンクールで、日本では初。開催日は10月26日・27日の2日間で、26日には審査と表彰式、27日には一般公開を予定。合計33台のクラシックカーが参加する。
クラシックカーは、製造年代ごとに4つの部門に分けて審査され、全車両を対象に2007年度の1位に与えられる「ベスト オブ ショウ」や、最もオリジナル性が保たれた状態の車に与えられる「日本クラシックカークラブ賞」、各部門ごとの金・銀・銅賞などを選ぶ。
展示車種は、「1910~30年」の部門で、ロールス・ロイス「40/50HP『Silver Ghost』Tourer by Baker」(1910年)、アルファロメオ「6C 1750 D.H.C. by James Young」(1929年)など、「1931~45年」の部門で、ジャガー「SSI Four Light Saloon」(1934年)、メルセデス・ベンツ「540K Cabriolet-C」(1938年)など、「1945~60年」の部門で、チシタリア「202 SC Coupe by Pininfarina」(1948年)、フィアット「8V Zagato」(1952年)、BMW「507」(1958年)など、「1961~75年」の部門で、ランボルギーニ「350GTV」(1963年)、マセラティ「Ghibli 4900 Spider」(1971年)など、名門ブランド車両を一堂に揃える。
コンクール前日には、参加車のうち15台による都内のパレード走行を予定する。また、一般公開日にはモータースポーツ写真家のジョー・ホンダさんによる写真教室や、人気投票を予定する。