旧陸軍兵舎を一部保存、国立新美術館別館が一般公開

写真=国立新美術館別館の外観。中央のコンクリート部分は当時の兵舎の一部を保存したもの。

写真=国立新美術館別館の外観。中央のコンクリート部分は当時の兵舎の一部を保存したもの。

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 国立新美術館(港区六本木6)の別館が9月6日より、一般に公開されている。

 国立新美術館が建つ敷地には、1928年に建設された旧陸軍歩兵第三聯隊の兵舎があった。兵舎はその後、近衛歩兵第五聯隊、近衛歩兵第七聯隊が使用し、戦後は一旦在日米軍に接収された。その後は、東京大学の生産技術研究所として修繕を加えて利用され、2001年に研究所が駒場に移転した後に解体、現在の美術館が建設された。

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 兵舎は、地上3階・地下1階の4層構造。上から見て「日」の字型の構造を持ち、モダンなデザインや旧陸軍としては初の鉄筋コンクリート造の兵舎建築となるなど、建築史的にも注目される。

 別館は、兵舎の一部を保存し、改良を加えたもの。館内には兵舎に関する資料の展示コーナ等を設ける。

 展示内容は、兵舎の記録保存調査をまとめた図書や映像資料のほか、兵舎の写真や平面図、模型など。開館時間は13時~17時。木曜・金曜のみ開館(木曜・金曜が祝日の場合と12月25日~1月8日は休館)。観覧無料。

関連写真(兵舎の模型)国立新美術館

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