国立新美術館近くのギャラリー「GALLERY TOKYO BAMBOO」（港区六本木7、TEL 03-3405-0556）で3月25日より、現役イラストレーターの峰岸達さんが講師を務めるイラストレーション塾の生徒による作品展「桜咲け！峰岸塾50人展」が開催されている。

　同塾は2年半ほど前からスタートし、プロのイラストレーターを目指す人やすでにプロとして活動している人など約50人が学んでいる。峰岸さんのほかゲスト講師も招いており、これまでにイラストレーターの安西水丸さん、和田誠さんなども参加した。現在は乃木坂教室（六本木7）と高井戸教室（杉並区）の2カ所があり、乃木坂教室は今年2月より同ギャラリーを教室として使用、高井戸教室は杉並区にある峰岸さんの自宅を教室としている。

　会場には、絵の具を使ったドローイング作品やドローイングと色紙を組み合わせた作品など、色とりどりの作品が並ぶ。峰岸さんは「自分がある程度の年になり、若い人が世の中に出るきっかけを作れればと思った」と塾を始めたきっかけについて話しており、スタート当時の予想以上の受講希望者の多さについて「こんなにもイラストの仕事に興味を持つ人が多いのかと驚いた」と振り返る。また「丁寧に接すると目に見えてうまくなっていく人も多い。ひとりで描いていたり、人の作品を見たりしているだけではだめで、同じ志のある人と接し、切磋琢磨することが大切」と外に出て学ぶことの重要さを語る。

　展示期間は、乃木坂教室の生徒の作品＝3月25日～30日、高井戸教室の生徒の作品＝4月1日～6日。時間は12時～19時。月曜休。

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