小児がんへの理解促進を目的とする「ゴールドリボン運動」の一環で行うウオーキングイベント「ゴールドリボンウオーキング2008」が4月12日、六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)をスタート地点に開催される。
小児がんへの理解と支援の広がりを願うシンボルマークとなるゴールドリボン運動は、アメリカを中心に様々な団体が、小児がんの啓発、治療研究、精神的・経済的支援などを求める運動を行う。小児がんは、国内では約17,000人の患者がおり(2006年度小児慢性特定疾患治療研究事業対象者数)、年間死亡者が約550人(2006年度人口動態統計)という。日本では2006年2月、MNプロジェクト(小児がん経験者の会)がシンポジウムを行ったのが最初のゴールドリボンの活動で、その後、「財団法人がんの子供を守る会」などがゴールドリボンの普及活動を行っている。
当日はウオーキングのほか、六本木ヒルズアリーナで小児がん経験者や専門医によるトークの実施や、小児がんに関するパネル展示ブース、チャリティーバザーコーナーなどを設ける。トークのゲストには女優の宮崎あおいさんのほか、骨肉腫を克服し、義足で競技活動を続けるアスリート・佐藤真海さんなどを迎える。ウオーキングのルートは、六本木ヒルズをスタート地点として、六本木通り、骨董通りを抜け、表参道ヒルズ(渋谷区)を折り返し地点に、六本木ヒルズに戻る。昨年のウオーキングには1,350人が参加した。
イベントの参加費とチャリティーの収益金は小児がん支援団体に寄付され、小児がんの治癒率向上や小児がん経験者の「QOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)」向上に役立てられる。
開催時間は9時~15時30分。当日受付は9時~10時15分。参加費=一般1,500円、小中学生=800円、未就学児無料。
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