国立新美術館(港区六本木7)で7月2日より、「ウィーン美術史美術館」の収蔵品約75点を紹介する展覧会「静物画の秘密展」が開催されている。
ハプスブルグ家のコレクションを集めるウィーン美術史美術館は1891年に開館。ヨーロッパにおける古代から19世紀に至るまでの多くの収蔵品を持つ。同展では、コレクションから「静物画」をキーワードに約75点を選定した。
展示は「市場・台所・虚栄の静物」「狩猟・果実・豪華な品々・花の静物」「宗教・季節・自然と静物」「風俗・肖像と静物」の4章で構成し、ディエゴ・ベラスケスの「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」(1653-54年頃)やヤン・ブリューゲル(父)の「青い花瓶の花束」(1608年頃)など、巨匠画家の作品が紹介される。
観覧料金は当日一般1,500円ほか。開催時間は10時~18時(金曜は20時まで)。火曜定休。9月15日まで。同展は今後、仙台、神戸、青森に巡回予定。
同展に合わせ、館内のレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」ではウィーン料理を中心とした特別コース(5,750円)を提供。「仔牛のエスカロップ ウィーン風 サラダを添えて」をメーンに、ザッハトルテなど3品で構成する。また、ベルギーのショコラブランド「デルレイ」がベラスケス、ブリューゲル、ルーベンスの絵画をラベルにしたコンフィチュール(840円)を販売する。
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