アジアのアーティスト11人、ビデオアートの競演-森美術館

写真=ジュン・グエン=ハツシバ「ホー!ホー!ホー!メリー・クリスマス:イーゼル・ポイントの戦闘-メモリアル・プロジェクト沖縄」2003年

写真=ジュン・グエン=ハツシバ「ホー!ホー!ホー!メリー・クリスマス:イーゼル・ポイントの戦闘-メモリアル・プロジェクト沖縄」2003年

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 森美術館(港区六本木6)で8月1日~3日の3日間、アジア各地のアーティスト11人のビデオアートを上映するイベント「IN-BETWEEN:アジア・ビデオアート・ウイークエンド」が開催される。

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 中国、台湾、ベトナム、マレーシア、タイ、日本の6カ国から11人が参加する同イベントは、六本木ヒルズの施設全体で行うシーズンイベント「ASIAN SUMMER in Roppongi Hills」の一環として行われ、アジアのビデオアートの「今」を感じることができる2000年以降に制作されたビデオアート作品12本を一堂に上映する。

 日本人の父とベトナム人の母をもつジュン・グエン=ハツシバさんは、「ホー!ホー!ホー!メリー・クリスマス:イーゼル・ポイントの戦闘-メモリアル・プロジェクト沖縄」(2003年)と題したビデオ作品を上映する。沖縄の海底で撮影された同作品は、ベトナム戦争に関係したハリウッドスターの肖像画をベトナム国旗に描く作品。台湾出身のポン・ホンツーさんの作品「論語より」(2007年)は、犬が宗教的・道徳的メッセージを壁に書く作品となる。日本からは、さわひらきさん、田中功起さん、近藤聡乃さんの3人が参加を予定している。

 開催時間は13時~19時30分。12作品の全上映時間は約2時間。1日3回上映(上映開始目安時間は13時、15時14分、17時29分、変更の場合あり)。東京シティビューの入館料で観覧が可能で、一般1,500円ほか。

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