10月1日付で社名を「パナソニック」に変更した松下電器産業。このPRイベントが同日、六本木ヒルズ(港区六本木6)で開催された。
「Panasonic Dream Live」と題した同イベントには、同社の新CMの音楽を担当した人気グループ「DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)」のメンバー、中村正人さんが参加し、同社のために制作したオリジナル楽曲「SEEDS OF TOMORROW(シーズ・オブ・トゥモロー)」を披露した。
楽曲には同社のブランドスローガン「Panasonic Ideas for life」や「パナソニック」の文言が歌詞に取り入れられた。ミュージックビデオの監督はマイケル・ジャクソンさんやポール・マッカートニーさんのミュージックビデオを手がけるボブ・ジラルディさんが担当。「グローバルなパナソニックを表すために、いろんな国の方に参加していただいた」と中村さんが話す通り、ビデオには多国籍な顔ぶれが映る。
当日はレコーディングのため参加できなかったボーカルの吉田美和さんに代わり、ドリームズ・カム・トゥルーの所属レコード会社「DCT records」の所属アーティスト、LOVEさん、GATZさん、TERNIVAL SENSEの3組が参加し、中村さんとともにステージで楽曲を演奏した。
パナソニックでは、「松下」や「ナショナル」の冠を持つグループ会社を同日付で「パナソニック」を冠した社名に変更。松下電工はパナソニック電工に社名を変更する。ブランドについては、2009年度を目処に「National(ナショナル)」から「Panasonic(パナソニック)」への切り替え完了を目指す。