東京ミッドタウンで「うつわ」展-外国人作家3人の作品100点を紹介

左から、ルーシー・リィー ボール(1968)、ビーカー(1956)、花瓶(1970),ボール(1930年代)。

左から、ルーシー・リィー ボール(1968)、ビーカー(1956)、花瓶(1970),ボール(1930年代)。

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 東京ミッドタウン内のデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」(港区赤坂9)で2月13日、外国人の陶作家2人と木の作家1人による三人展「U-Tsu-Wa/うつわ」が始まる。

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 出展するのは、陶作家ルーシー・リィーさんとジェニファー・リーさん、木の作家エルストン・ガンペールさん。建築家・安藤忠雄さんの会場構成で、3人の「器」作品計100点を、各作家にまつわる映像資料とともに展示する。

 ルーシー・リィーさんは1902年ウィーン生まれ。シンプルな中に大胆な手法や表現を取り入れ、現代陶磁器の流れに大きな影響を与えた。1995年、93歳で死去。ジェニファー・リーさんは1956年スコットランド生まれ。静かで抽象的な造形の中に独特の自然観を投影する。エルンスト・ ガンペールさんは1965年ミュンヘン生まれ。ろくろを使い、倒木や流木からその命を取り出すように制作する。

 同施設の広報担当者は「ルーシー・リィーさんは20年ほど前に個展を開いたことがあるが、ほかの2人は日本で初めて紹介される作家」と話す。

 オープニングとして今月14日14時~16時、ジェニファー・リーさんとエルンスト・ ガンペールさんのトークイベントを開く。入場は無料だが入場券が必要。定員は先着80人。詳しくは同施設のサイトで確認できる。

 開催時間は11時~20時(入場は19時30分まで)。火曜定休(5月5日は開館)。料金は一般1,000円ほか。5月10日まで。

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