「東京タワー短歌展」始まる-J-WAVEで放送された作品など紹介

東京タワーは、歌人たちにも愛されてきたモチーフ。

東京タワーは、歌人たちにも愛されてきたモチーフ。

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 東京タワー(港区芝公園4)フットタウン3階のタワーギャラリーで1月18日、「東京タワー短歌展」が始まった。J-WAVE(港区)とのコラボ企画。

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 同展は昨年、東京タワー50周年を記念して同局が企画した「TOKYO TOWER STORY」の第2弾として「東京タワー」をお題に短歌を募集したもの。応募総数は1,727首で、昨年11月から~12月にかけて、歌人・枡野浩一さんを選者にJ-WAVEで放送した21首のほか、枡野さんが同展のために選んだ75首を展示する。以下は放送された入選作品の一例。

「見上げるとよくわかんないぐらいでっかくて写真をはみ出る東京タワー」(平井有美子)
「キスをした一番高い場所だった 君と登った東京タワー」(天国ななお)
「夜がくるたびに律儀にひかりだす東京タワーはA型だろう」(本多響乃)
「助手席で綺麗だねって言ったけどどうでもよかった東京タワー」(さとう香奈)
「もうみんな光るタワーに釘付けで見ていないから指をからめた」(松陽)

 今回の企画について、枡野さんは「東京タワーは歌人たちにも愛されてきたモチーフ。東京タワーを詠んだ短歌をたくさん集めた本が出せたら、と夢みている」と話す。

 開館時間は10時~21時。入館無料。2月28日まで。

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