西麻布に6月6日、ホルモン焼き店「おやじのせがれ」(港区西麻布1、TEL 03-3405-2915)がオープンした。経営はトゥエルブ(港区)。
店舗面積は17.5坪、席数34席で個室も用意。白を基調にした店内は、コンクリート打ちっぱなしの壁や柱、間接照明でモダンな空間を演出している。
店長の塩河克弥さんはもともと焼き肉店で働いていたが、「独立して店を出したい」と店を辞め開店準備に。その傍ら研究のためにさまざまな焼き肉店を食べ歩き、あるときホルモン焼き店「おやじ」(港区南青山)を訪れた。同店は焼き肉好きの間でも評判が高く、塩河さんも「味がとても印象的だった」と話す。
その後何度か同店を訪れた塩河さんは「勉強させてほしい」と「おやじ」で働くことになった。
最初は開店準備が整うまでの短期間のつもりだったが、良い物件が見つからないなどの問題があり、時間が過ぎた。1年ほどたったころ、店主から「うちののれん分けで店を出さないか」と言われ、「おやじ」初ののれん分け店「おやじのせがれ」がオープン。現在も家族ぐるみの付き合いをしているという。
メニューは、「ガツ」(500円)、「コブクロ」(600円)、「センマイ」「ハツ」「ウルテ」(以上650円)、「ハツモト」「ハチノス」(以上700円)、「タンスジ」「ヤン」(以上800円)、「ミノ」「せがれミノ」「シマチョウ」(以上900円)などのホルモンを中心に、希少部位の「カルビ(ハネシタ)」(1,800円)、「ロース(イチボ)」(1,800円)、「和牛黒タン」(1枚900円)などを用意。
提供する素材のほとんどが「おやじ」と同じものだという。
ドリンクは、ビール(600円~)、ホッピー(600円)、サワー(500円~)、梅酒(600円)、焼酎(650円~)、マッコリ(1,800円)、ワイン(赤・白、3,500円~)、ソフトドリンク(各種300円)など。
塩河さんは「とにかく味と鮮度で勝負しているので、ぜひ一度食べに来ていただければ」と話す。
営業時間は18時~翌2時(金曜・土曜は翌3時まで)。日曜定休。