増上寺(港区芝公園4、TEL 03-3432-1431)で7月7日、「東日本大震災被災地復興応援増上寺七夕祭り」が開催される。主催は大本山増上寺。
今年で5回目になる同イベント。昨年は七夕当日のみで1900枚弱の短冊に願い事が書き込まれ、延べ2000人が来場したという。
今年も境内にはササを飾り、色とりどりの短冊を用意。大殿前広場に短冊の書き込み所を設置し、自由に願い事を記入できるようにする。「短冊祈願会」では、東日本大震災物故者追悼と復興祈願を併せて祈願するほか、多摩大学と地元の園児・児童とのコラボレーションで手すき和紙1500枚を和紙キャンドルに仕上げ、天の川をイメージし再現。和紙キャンドルに明かりをともすイベント「多摩大学・村山貞幸ゼミ 日本大好きプロジェクト 七夕和紙キャンドルナイト」を企画する。縁日出店、サエラさんのコンサートも予定する。
当日は「境内照明間引き点灯」「ろうそくの明かりによる手元明かり」「自家発電機」により、イベントの音響・照明の電源を確保し、節電対策も行う。
「この行事の開催により、参詣者と被災地の方々が月明かりや星の光を同時に眺めて、心を同じくし、温かい時間を過ごすことができれば」と同祭関係者。
短冊の祈願料や縁日などの収益は、「あしなが育英会 東日本大震災遺児募金」に寄付する。
開催時間は、縁日=17時~、短冊祈願会=17時30分~、七夕和紙キャンドルナイト、コンサート=18時~。七夕の短冊祈願料は100円。雨天時は光摂殿講堂にて開催。7月1日から7日まで短冊に願い事を記入できる(9時~21時)。