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広尾に「リシャール」のチョコがメーンのカフェ-震災の危機乗り越えオープン

岩佐文恵社長(左)とスタッフ(右)

岩佐文恵社長(左)とスタッフ(右)

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 広尾駅近くに6月28日、リシャールのチョコレートをメーンとした「AVENUE CAFE(アヴェニューカフェ)」(港区南麻布5、TEL 050-3328-6043)がオープンした。経営はスィーツアンドベバレッジ(港区)。

リシャールの特徴でもあるプリントチョコを多くそろえる。

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 店舗面積は約10坪、席数は店内11席、テラス席6席。昨年秋、リシャールの販売権を取得し、開店準備を整えていた矢先、東日本大震災が発生し、ホワイトデーを目前に経営自体が暗礁に乗り上げたという。

 「最初は麻布十番に店を構える予定だった。コラボしようと思っていた海外ブランドが全て帰国してしまい経営危機に陥った。企画を白紙に戻そうと思っていたところ、偶然広尾の物件を見つけた」と話す同社社長の岩佐文恵さん。「小さな店舗だが、地域のコミュニティースポットになれれば」とも。

 リシャールは、フランス・リヨンに1925年に誕生したショコラティエ・ミシェル・リシャールさんのブランド。チョコレートの表面にプリントを施した先駆けだという。チョコレート以外にも、キャンティのお菓子や、腸詰屋軽井沢の製品もそろえる。

 フードメニューは、ワッフル各種(840円~)をはじめ、パンケーキ(520円~)、サンドイッチ(840円~)などの軽食もそろえる。アルコールのつまみとして、プロシュート(1,690円)、ジャーマン・フライスケーゼ(1,050円)、盛り合わせプレミアムハム(1,890円)、ピクルス(580円)、テークアウト用には、持ち運べるようスタイルを変えた同メニューを用意する。

 ドリンクメニューは、ウエシマコーヒーのプレミアムコーヒー(550円)をはじめ、紅茶(480円~)、ソフトドリンク(550円~)など。アルコールは、生ビール(840円)、グラスワイン(700円~)、グラスシャンパン(1,500円~)、日本酒(700円~)、スコッチウイスキーソーダ(840円)などをそろえる。

 将来的には「アヴェニュークラブを結成し、ワイナリーやビール工場を訪ねるなど、『大人の遠足』を企画してみたい」と岩佐さん。

 営業時間は8時~22時(木曜・金曜の17時30分~22時はハッピーアワー)。

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