六本木朝日神社(港区六本木6、TEL 03-3401-5823)で7月8日と9日、「ほおずき市」が開催される。主催は宮崎県日之影町。
2004年に開催された「ほおずき展」から始まり、今年で6回目を迎えた同市。都市と地方がコラボし交流することで、古来のお盆の習慣と日之影町の自然や山村文化に親しむのが目的。
ほおずきは、ちょうちんに見立て、お盆に飾る習慣のある植物。通常8月の旧盆に合わせて生産されるため、7月盆の都心で定着するのは難しかった。そのため、7月に赤く実る宮崎県日之影町の名産品である直径10センチの「ほおずき」が提供され、毎年夏の風物詩となっている。
日之影町は、宮崎県の北部に位置し、227.68平方キロメートルという広大な面積を有し、約92%を森林で占める豊かな自然環境と豊富な山村文化を持つ。2005年には「森林セラピー基地」の認定を受けた。
ほおずき以外には、スミソニアン国立自然博物館や大英博物館にも収蔵されている「名工 廣島一夫氏」で名高い竹細工を展示(一部販売)するほか、日之影町特産品即売会も予定する。
開催時間は10時~18時30分。ほおずきは1本1,000円から。