南麻布にある有栖川宮記念公園とドイツ大使館で10月23日、日独交流150周年とドイツ統一記念日を祝って「ドイツフェスティバル」が開催される。主催は、ドイツ連邦共和国大使館、東京ドイツ文化センター、在日ドイツ商工会議所。
「未来志向の友好」をモットーに、約1年前から日独交流150周年の記念の年が始まり、震災を機にさらなる絆を強めようと「ドイツフェスティバル 絆をつなごう ドイツと日本」と名付けられた同イベント。ドイツ料理やドイツビールをはじめとした飲食屋台が並ぶほか、ドイツ企業や日独関係の協会が、子どもから大人まで楽しめるさまざまな体験イベントを企画する。
特設ステージでは、ギスベルト・ツー・クニープハウゼンやシャナドゥー、ブラックメール、合唱やヤング・ユーロ・クラシックのオーケストラによる音楽、伝統的な踊りや紙芝居、ドイツのメルヒェン語りからドイツと日本の大道芸や実物大のマリオネットまで、多彩なプログラムを展開。
ミーレの冷蔵庫やコンテスのバッグ、エスカーダのスカーフ、アンペルマンの雑貨などが当たる空くじなしの福引チケットは1枚500円。福引の収益の全てと食品販売の売り上げの大部分は東北地方の復興支援のために寄付される。
有栖川宮記念公園内では、ドイツのクリスティアン・ヴルフ大統領による菩提(ぼだい)樹の記念植樹も予定。
開催時間は11時~21時(開会式は12時~)。入場無料。イベントのスケジュールなどはホームページで確認できる。