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廃棄物処理のナカダイが限定「西麻布工場」-素材展示・廃棄物ワークショップ

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 廃棄物処理を行うナカダイ(品川区)が10月29日、コクヨのクリエーティブセンター「KREI open source studio」(港区西麻布2)に「ナカダイ西麻布工場」を期間限定で開設する。

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 群馬県前橋市に廃棄物処理工場を持つナカダイは廃棄物からさまざまな製品を作るだけでなく、廃棄物を分解して得られるマテリアル(素材)の展示や販売、廃棄物を解体するワークショップなども行っている。同所に体験型施設「モノ:ファクトリー」の開設も計画。クリエーターやアーティストの利用も多く、今年9月には多摩美術大学でアーティストらを集めて廃棄物のさまざまな利用法について考える「産廃サミット」を開いた。今回のイベントは、「モノ:ファクトリー」の試験的開設という位置付けで、マテリアルの展示とさまざまなワークショップを行う。

 イベントについて、同社前橋支店の中台澄之支店長は「本当は群馬に来てもらって、圧倒的な量の威圧感を感じてもらいたいが、なかなか来てもらえないので、東京の真ん中で開くことでその入口になれば。群馬の施設は、全面ホワイトボードで落書きし放題の部屋を作ったり、ガラス瓶を壁にたたきつけて割ることができたり、いままではやっては行けなかったことができるテーマパークのようなものにしたい」と話す。「今回、そうしたことをこの場所でできる範囲で行うため50~60種類のマテリアルを用意した。それだけでもだいぶテンションが上がるはず」とも。

 ワークショップはチャイルドシートや空気清浄機を解体するものや、銅線をたたいてリングを作るもの、LANケーブルを使ってコースターを作るものなど13種類20講座を用意。講師は多摩美術大学出身のアーティストなどが務める。

 開館時間は12時~21時。入場無料。ワークショプの参加費は1,000円~1,500円。11月6日まで。ワークショップの予約はホームページで受け付けている。

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