麻布十番に11月4日、「AWkitchen」初のバール業態「AWkitchen5-5」（港区麻布十番1、TEL 03-3560-9595）がオープンした。経営はイートウォーク（目黒区）。

客が自ら入って選ぶ「ウオーク・イン・ワインセラー」

　店舗面積は24坪、席数は30席。麻布十番4店舗目となる同店は、ウオーク・イン・ワインセラーを併設した初のバール業態。道路に面した窓を大きく開け放ち、アメリカンテイストの内装にまとめた。カウンター席同様テーブル席にもハイチェアを並べるほか、スタンディングにも対応する。

　「最も特徴的なのは、お客さん自身でウオーク・イン・ワインセラーに入り、好みのワインを選んで持ってきてもらう点」と永井拓朗店長。ワインにはそれぞれの味の特徴を記したタグがかけられており、「たくさんある中から好みのものを見つけ出す楽しみがある」という。フランス、イタリアなどのワインのほか、アルゼンチンやオーストラリアなどのニューワールドワインもそろえる（1,800円～3,800円）。グラスでの提供は、ハウスワインの白2種、赤2種で各500円。

　フードメニューは300円、500円、700円と、価格別に分けられたタパスをそろえ、調理で使うココット皿やフライパンのまま提供する。「二色オリーブのハーブマリネ」（300円）、「TO-FUのフリット」「フライドチキン」（以上500円）、「くたくたラタトゥイユ 目玉焼きのせ」（700円）、パスタ各種（1,100円～）など。「AWkitchen」の看板メニュー「バーニャカウダ」（1,600円）もそろえる。

　ワイン以外のドリンクメニューは、ビール（500円～）や、「リクエストがあればなんでも作る」というカクテル（600円～）など。

　「AWkitchenならではの味と気持ちのよいサービスを目指す」と永井さん。スタッフは求人ではなく、友人関係のつてや系列店からの人材でまとめ、チームワークとアットホーム感を意識したという。

　営業時間は17時～翌5時（日曜は24時まで）。