同塾は2009年に一橋大学イノベーション研究センター（国立市）の米倉誠一郎教授を塾長として開講。2010年の第2期に続き、今年で3回目となる。講師は米倉教授、バルス（渋谷区）の髙島郁夫社長、シカタ（京都市山科区）の藤巻幸大社長、KEN OKUYAMA DESIGN（港区）の奥山清行社長の4人。

　受講者は講師ごとに4つの「塾」に分かれ、8カ月間にわたって平日の夜に20時間以上の講義を受ける。テーマは塾ごとに異なり、「米倉塾」はイノベーション、「髙島塾」は起業、「藤巻塾」は突破力・行動力・現場力、「奥山塾」は価値づくりをテーマに講座を展開する。受講者は男女ほぼ同数で30代が最も多く、20代、40代がそれに続く。東北など地方からの参加者も約10％を占める（第2期の統計）という。

　事務局を担当する同社広報室の深町友子さんは「受講生に共通しているのは問題意識を持ち、現状に満足せず、何か新しいことを始めたいと考えていること。足を踏み出すための方法や仲間を得るために参加しているように思う」と話す。「現在も卒塾生を中心に開講中に培った実現力やつながりを使って種を育て、形になったプロジェクトが複数進行中」とも。

　4月12日（19時～21時）にはプレセミナーとして講師4人が「壊す勇気、創る勇気」をテーマにパネルトークセッションを行う「日本元気塾セミナー」を開催。4月10日と13日（19時30分～20時30分）には無料説明会も。

　受講料は21万円、4月19日応募締め切り。プレセミナーの受講料は5,000円で、締め切りは12日。いずれもホームページで受け付けている。無料説明会は申し込み不要。