食べる 学ぶ・知る

ヤフー、東北食材使った「復興弁当」販売へ-第1弾は「石巻」銀ザケメーン

石巻のブランド銀ザケ「金華ぎん」がメーンの石巻爆速復興弁当

石巻のブランド銀ザケ「金華ぎん」がメーンの石巻爆速復興弁当

  • 0

  •  

 ヤフー(港区赤坂9)は7月12日、東北地方の食材を使った復興弁当の第1弾「石巻爆速復興弁当 金華ぎん」の販売を東京ミッドタウンにある本社内とインターネットサイト「ごちクル」内の「復興デパートメント」で開始した。

社内販売分は「爆速」で完売した。

 同商品は「おいしく食べて復興支援!」をテーマに、東北地方のさまざまな食材を使うもので、弁当1個の販売につき50円を寄付金として東北の復興支援に充てる。第1弾では石巻のブランド銀ザケ「金華ぎん」の塩焼きをメーンに、石巻産のコナゴを使ったピリカラ煮、ワカメのつくだ煮などを盛り込む。社内での販売は発売から約10分で用意した50個が売り切れる人気ぶりだった。

[広告]

 「ごちクル」はスターフェスティバル(渋谷区)が運営するデリバリー・ケータリングサイト。「復興デパートメント」は昨年12月にヤフーが開設したサイトで、被災地の人たちが自ら商品を売ることのできる仕組みを作り、新たな地方活性化モデルの構築を目指している。これまで弁当を販売した例がなかったため、ごちクル内に復興デパートメントの店舗を開設するかたちをとった。

 プロジェクトを担当する同社の長谷川琢也さんは「もともとは社員全体が復興支援に参加できるよう、復興支援弁当を社内で販売しようというのが出発点だったが、被災地でヒアリングすると、震災以前からの地方のさまざまな課題を解決するには本当にいいものを正しい価格で売ることが必要だと分かり、ネットを生かしてそれをできればと思った」と話す。

 同社の宮坂学社長は「毎年1個か2個のテーマを決めて、大きな社会の課題を情報技術で解決していこうと考えている。今年は東北の復興をITでどう解決できるか考えた。必要なのは持続的に事業として成立することで、そのために弁当という付加価値が付きやすい物を選んだ」と支援の継続の重要性を強調した。

 価格は950円で、注文は1万円から。配送エリアは関東1都6県と山梨県、長野県、静岡県。