東京ミッドタウン(港区赤坂9)で8月23日、「KONAMI競技部 ロンドンオリンピック日本代表選手報告会」が行われ、体操男子個人総合の金メダリスト内村航平選手ら4人のメダリストがメダル獲得を報告した。
登場したのはコナミ(赤坂9)に所属する4選手で、内村選手に加え、同選手と共に体操男子団体で銀メダルを獲得した山室光史選手、田中佑典選手、競泳男子4×100メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得した藤井拓郎選手。4選手はコナミ本社からたくさんのファンが囲むレッドカーペットを歩いてステージに現れた。
あいさつに立ったコナミスポーツ&ライフ(品川区)の田中富美明社長は「皆さんの声援で力を発揮することができました。たくさんのご声援ありがとうございました」と感謝を表明。内村選手は「チーム力の高い団体戦ができたので同じチームで4年後にリベンジできたらという想いがこみ上げてきた」と団体銀メダルの悔しさと今後の抱負を述べた。藤井選手は「皆さんの応援の力で最後の力を振り絞ることができた」とファンへの感謝を示した。その後、コナミスポーツクラブの子どもたちから手作りの金メダルが贈呈されると山室選手は「金メダルを取れなかったのですごくうれしいし、裏に大好きというメッセージが書いてあるので今後もそういわれるように頑張りたい」と話した。
この日は4選手を一目見ようと約5000人のファンが詰めかけ、メッセージボードや団扇を掲げて選手を祝福した。中には前日の17時から待っていたという女性のグループも。
4選手が獲得したメダルは今月24日~26日の間、東京ミッドタウン・キャノピースクエアに展示される。