食べる

広尾にフレンチビストロ「Hirondelle」-立ち飲み店経営会社が新業態

看板料理のサラダリヨネーズ「Hirondelle」風

看板料理のサラダリヨネーズ「Hirondelle」風

  • 0

  •  

 広尾駅近くに10月17日、創作フランス料理を提供するビストロ「Bistro Hirondelle(ビストロ・イロンデル)」(港区南麻布5、TEL 03-6450-4289)がオープンした。経営はダイニング富士屋本店(渋谷区)。

店長の重松大樹さん

[広告]

 店舗面積は25.5坪、席数は28席(うちカウンター6席)。立ち飲み業態を中心にダイニングバー、ワインバー、ピザ店などを展開する同社が、ゆったりと本格的なフランス料理を楽しめる店としてオープンした。

 店長を務めるのは仏料理店クイーン・アリス出身で、三軒茶屋の「富士屋本店グリルバー」でも開店から店長を務めた重松大樹さん。重松さんは「ビストロというと正統派が多い中で、オリジナリティーを出すことを意識した。以前から新しい料理に挑戦していたが、その中でも『もっとこんなことをやりたい』というのがずっとあった。それをよりいい素材で、お客さんにもゆっくりと味わっていただける環境で実現できるのがうれしい。その中でも価格を抑え、毎週でも来られるような店にしたい」と話す。

 看板料理の一つ「サラダリヨネーズ『Hirondelle』風」(1,100円)はジャガイモで作ったかごを店名の由来でもある「ツバメ」の巣に見立て、中に野菜と鳥のレバーやハツを入れ、上に半熟卵を載せたもの。メニュー名にも入れた店名の「Hirondelle(イロンデル)」はフランス語で「ツバメ」の意味。その由来について「ツバメは益鳥なのでお客さんに何らかな益をもたらせるようにという思いを込めたが、賛否両論出ることで僕も成長できるので『異論出る』という言葉にもかけている」と重松さん。

 メニューはほかに、「カリフラワーのババロワとウニの泡」(1,200円)、「厚岸産生カキ(4ケ)」「豚足とフォアグラとトリュフのクレピネット」(以上1,600円)、「仔羊タンと白花豆の煮込み」(1,150円)、「牛モツのオニオングラタン」(1,350円)、「ムール貝の白ワイン蒸しとフライドポテト」(1,200円)、「蝦夷鹿肉骨付きロースのグリエ」(2,200円)など。デザートも「きんつば風モンブラン」(800円)、「自家製プリン」(600円)などを用意する。ドリンクメニューはビール(600円~)、ハイボール白州(600円)、グラスシャンパン(800円)、ボトルワイン(2,800円~)など。ソムリエも在籍し、「ワインの種類は今後どんどん増やしていき、さまざまな要望に応えられるようにしたい」

 営業時間は18時~24時。月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース