六本木ヒルズ(港区六本木9)のヒルズカフェ/スペースで1月24日、同26日の「1ドア2ロックの日」の周知を目的としたイベントが行われ、子役の鈴木福くんとゆるキャラの「ロック」と「キーチャ」が登場した。主催は美和ロック(芝3)。
玄関ドアに2つの鍵を付けることが防犯に大きな効果があるとして同社が日本記念日協会に申請し昨年認定された「1ドア2ロックの日」の1月26日を前に、記念日を周知すると共に防犯意識を高めてもらおうと企画した同イベント。同社の錠前が約1万個採用されているという六本木ヒルズで、防犯ボランティアを行う招待客や一般客に向け、デジタル紙芝居の上映と防犯セミナーが行われた。
デジタル紙芝居に登場する福の神の姿で大きな鍵を持ち登場した福君は、紙芝居の声優にも挑戦、一緒に舞台上で声優をした渋谷画劇団のOHANAさんが5役を一人でこなすのを見て「すごい」と感嘆した。続いて防犯アドバイザーの富田俊彦さんによる防犯セミナーが行われ、「侵入盗は侵入に5分以上かかると侵入を諦めることが多い」などのデータや現在式年遷宮が行われている伊勢神宮でも古来扉に2つの鍵が付けられているというエピソードを紹介し、1ドア2ロックや防犯性の高いCP認定錠の有用性をアピールした。福くんも「1ドア2ロックが大事だと分かりました」と素直にコメントし、会場のの笑いを誘った。
会場前には紙芝居に登場するキャラクターのロックとキーチャも現れ、道行く人たちに1ドア2ロックの重要性と防犯意識の向上を呼び掛けた。