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六本木に三浦食材に特化した日本料理店「六本木遊ヶ崎」-締めにすしも

料理長の三浦聖治さん(左)とすし職人

料理長の三浦聖治さん(左)とすし職人

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 六本木に1月25日、日本料理店「六本木遊ヶ崎(あそびがさき)」(港区六本木6、TEL 03-6434-9858)がオープンした。経営は、シー・エフ・ビルマネンジメント(横浜市港南区)。

黒壁が印象的な「六本木遊ヶ崎」の外観

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 店舗面積は96.7平方メートル。席数は、カウンター=8席、個室=12席(2室)。三浦半島の三崎にリゾートホテルや和食店を展開し、居も構えているという同社社長。西麻布の和食店を訪れた際、料理長だった三浦聖治さんの腕にほれ込み、東京初進出となる新店舗の料理長に抜てきした。

 三崎漁港に毎朝揚がる新鮮な魚を直送するなど、三浦食材に特化した同店。日本人として初めて大英博物館で個展を開いたという「澤田痴陶人」の器を使い、季節の食材を使った懐石料理を提供する。コースの締めにはすし職人がすしを握る。

 「京料理の修業をしたが、京料理は京都で食べるから生かされる。東京でやるからには、受け入れられるよう冒険も必要」と三浦さん。フォアグラと大根を合わせるなど、意外性のある料理で来客を喜ばせる。現在は「フグの白子パイ包み」が「特に絶品」という。三浦さんが滋賀県出身ということで、近江牛(A5ランク)のヒレなども扱う。

 月替わりのコースは1万円、1万3,000円、1万8,000円(要予約)の3種。節分にちなんだ今月のコース(1万3,000円)は、前菜(赤コンニャクの松前煮、才巻エビつや煮、イワシ土佐煮など)、造り(5種盛り)、おわん物(石川県能登直送黄金ガニの真蒸・鷲菜・松葉ユズ・薄氷・溶きワサビ)、焼き物(吉知次みそ漬け)、温物(フグ白子パイ包み・敷香みそ餡・スダチドレッシング)、揚げ物(のどぐろから揚げ・ヨーグルトバターしょうゆ)、すし(握りずし5貫、細巻き3貫)、留めわん(赤ダシ汁・アサリ・アオサノリ)、デザート(豆乳抹茶プリン・小豆)。

 ドリンクは、ビール(500円~)、焼酎(600円~)、日本酒(一合1,000円~)などのほか、ソムリエの丸山譲二さんがセレクトしたワイン約20種類(グラス=1,100円~、ボトル=5,800円~)をそろえる。

 「コースに限らず単品のオーダーも受けているので、気軽にお立ち寄りいただければ」と三浦さん。

 営業時間は17時~23時(ラストオーダー)。日曜定休。

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