六本木ヒルズで4月26日から29日まで、フランスのパフォーマンス集団「カンパニーオフ」と、ロシアの「The Theatre Mr Pejo's Wandering Dolls」が初来日し、至る所でパフォーマンスを繰り広げる。
独特な世界観を披露する「The Theatre Mr Pejo's Wandering Dolls」
六本木ヒルズ10週年を記念して企画された同イベント。フランスのほか、ヨーロッパのストリート・アーツを代表するカンパニーオフの演目は「Les Girafes(レ ジラフ)」。高さ約8メートルの巨大なキリンの群れと、美しい歌姫(ディーバ)、怪しいサーカス団の団長が登場。赤色のキリンたちが長い首を揺らしながらゆっくりと街の中を練り歩くと、突然ディーバの美しいオペラの歌声が響き、物語が始まる。街中を舞台に、演劇と音楽を組み合わせた「スペクタクルパフォーマンス」を繰り広げる。最大の特徴は、「地域の人々や子どもたちと一緒に、オリジナルの作品を作り上げること」とし、近隣エリアの小学生をはじめ、中学校・高校の子どもたちと共に、「六本木ヒルズだからこそ」実現可能なプログラムを上演する。
「The Theatre Mr Pejo's Wandering Dolls」は、1993年、サンクト・ペテルブルグで設立。今までに、ヨーロッパ各地やアジア諸国など、30カ国以上での公演実績があり、数々の受賞経験を有する。高い表現力やオリジナリティーあふれるパフォーマンスが高く評価され、プーチン首相や、トニー・ブレア元首相、ジョージ・ブッシュ元大統領などにパフォーマンスを披露したこともある。パフォーマーが演じる「別世界から舞い降りたような不思議な生き物たち」がつくり出す独特の世界観を披露する。
期間中は、街の中をキリンやユニークなキャラクターが練り歩き、オリジナルパフォーマンスを披露するなど、六本木ヒルズ全体がにぎやかなショーステージと化す。
「カンパニーオフ」のパフォーマンスは、「キリンの放牧」=各日13時~18時(六本木ヒルズ内各所)、「キリンたちのオペレッタ」=29日18時(六本木ヒルズアリーナ、六本木けやき通り)。「The Theatre Mr Pejo's Wandering Dolls」のパフォーマンスは、27日~28日=14時~、17時~(六本木ヒルズアリーナ)、29日=13時~、16時~(66プラザ)。入場無料。