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「六本木アートナイト」盛況-六本木各所で深夜パフォーマンス

Daisy Balloonによる「Apple Bear丸」

Daisy Balloonによる「Apple Bear丸」

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 オールナイトでアート作品の鑑賞などができる「六本木アートナイト2013」が3月23日・24日、東京文化発信プロジェクトの一環として六本木エリア一帯で開催された。主催は東京都ほか。

「公園で公演」の様子

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イベントは同23日10時にスタート、日没(17時55分)から25日の日の出(5時39分)までをコアタイムとし、同日18時まで開催された。

 23日17時30分からは六本木ヒルズアリーナでオープニングイベントが行われ、六本木アートナイト実行委員長の南條史生森美術館館長、アーティスティック・ディレクターの日比野克彦さん、武井雅昭港区長らが出席した。会場は多くの参加者ですでに盛り上がりを見せ、武井区長の呼び掛けに会場から多くの声も上がった。オープニングイベントに続いて日比野さんが制作した六本木の街を回遊する「船頭丸」が「出港」。オープンリールデッキを紙テープになぞらえ、Open Reel Ensembleとoff-Nibrolがパフォーマンスし、開会に花を添えた。

 同会場では、宇治野宗輝さんと渋さ知らズオーケストラ、Rhizomatiksと山川冬樹さんなどアーティストがコラボレーションするパフォーマンスが夜明けまで続き、夜中にもかかわらず多くの人が会場を囲んだ。

 東京ミッドタウンではフランス発のパフォーマンス「ブランシュ・ネージュ」で複数の白雪姫がゲリラ的に出没、これには来場者のみならず、同所で公開制作に臨んだアーティストたちも驚いたよう。着ぐるみのクマが次々とバルーンでクマを作るというDaisy Balloonによる「Apple Bear丸」も好評で多くの観客が集まった。

 今年から六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウン以外の場所でもパフォーマンスなどを行う「アートポート六本木」や「公園で公演」を開催。港区立三河台公園で行われた「公園で公演」は「しゃべっちゃダメ、拍手もダメ」という制約が設けられ、出演者も観客も音を出さずに楽しもうというパフォーマンスが行われた。クリーニング店「サンランドリー」(六本木7)では時間限定でクリーニング店がディスコに変わり「ボディコンギャル」が羽扇子を振り回して踊るというパフォーマンスを展開、「六本木らしい」パフォーマンスに多くの観客が集まった。

 現在、公式フェイスブックページでは来場者を対象に美術館の招待券が当たるアンケートを実施している。

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